(財)富山市民文化事業団支援事業・富山県民文化祭2003協賛事業

劇団文芸座公演

一本の枯れ木と瓦礫の荒れ果てた砂漠。
二人の“難民”が待っているゴドーとは誰?
現れるのは奇妙な二人組と一人の少女。ゴドーは本当に来るのか?
待ちながらの“仕掛けあい漫才”から浮かび上がるのは希望か絶望か?
救済か悲惨か?

サミュエル・ベケット:作  宮島春彦訳・台本・演出

Waiting for Godot (tragicomedy in 2 acts) by Samuel Beckett

「ゴドーを待ちながら」

キャスト

上岸泰子
小泉邦子
楠 早苗
高尾真澄

  天野佐衣子(11月20日出演) 
 
川幡磨美  (11月21日出演)

スタッフ

美   術 / 久郷秀男              照   明 / 舟本幸人

衣   装 / 長原和美              音   響 / 平田義人

       舞台監督 / 松下健一              演出助手 / 樫井智子・吉崎愛弓

制作スタッフ / 山口
 翰 ・ 黒田義昭

制作統括 / 小泉 博

この作品にはいわゆる劇的な展開も波瀾に富むストーリーもありません。“待ち続けること”をあるいは喜劇的にあるいは悲劇的に舞台化した作品です。原作はゴドーとは誰かとの問いに答えました。「分かっていたら作品に書いただろう」と。謎は謎のまま残ります。それを読み解くのは皆様お一人お一人です。世界の現代劇に新しい扉を開いた“始原”の演劇。前例のない翻案による宮島演出は刺激的に“今の時代”を照らし出すでしょう。

2003.11.20(木)〜21日(金)

18時30分開場 / 19時開演
(演出の都合上、開演後15分間はお席にご案内できませんのでご了承ください。)

富山県民小劇場[オルビス]富山駅前マリエ7階

入場料 2,000円(当日座席指定)

チケット取扱所 / 富山県芸術文化協会・富山県民会館・北日本新聞センター・インフォマート市民プラザ店・CIC店

後援:富山県、財団法人富山県芸術文化協会、富山県演劇団体連絡協議会、富山県舞台技術研究会、
     北日本新聞社、北日本放送、富山テレビ放送、チューリップテレビ、ケーブルテレビ富山