第28回 県民劇場 ドラマチックダンス
時計の針がグルグル逆に回った! そして”夢の世界”が開いた!
夢の時間(ゆめのとき)
190人の少女たちが歌い踊ります。ジュニア・オーケストラの生演奏に乗せて<不思議の国>が出現します。
★同時公演
カール・オルフ作曲
「カルミナ・ブラーナ」
平成14年2月10日(日)午後6時開演
11日(祝)午後2時開演
富山県民会館大ホール 入場料2,000円
主催/(社)富山県芸術文化協会、富山県、北日本新聞社、富山県洋舞協会
共催/(財)富山市民文化事業団
後援/富山県オーケストラ連盟、富山県演劇団体連絡協議会、富山県舞台技術研究会、
北日本放送、富山テレビ放送、チューリップテレビ
お問い合わせ先
(社)富山県芸術文化協会 〒930-0096 富山市舟橋北町7−1富山県教育文化会館内
076-441-8635(内線123〜125) FAX 076-442-4635
制作統括 小泉 博 制作統括補佐 舟本幸人
「夢の時間」
台本・演出・音楽構成 宮島春彦 指揮者 山上純司
振付統括 田中秀子 オーケストラ指導 中川洋司、小沢真琴
振 付 可西晴香、利田みさき コンペティトゥーア 金森敏子
高木幸子、和田朝子 歌唱指導 碓井智子
中川立子、谷井よう子 編
曲 木挽仁志
大川 都、松岡秀子
美 術 久郷秀男
照 明 大澤 薫
衣 装 伊藤 ミカ
舞台監督 桶谷玉希
演出助手 樫井智子
制作スタッフ 黒田義昭
[解説]
富山県洋舞協会8団体が中心となり、ジャスタ・トヤマ・ジュニア・オーケストラの生演奏(桐朋学園大学院大学、桐朋オーケストラ・アカデミーの協力)が加わって上演されます。主役の少女や独特のキャラクターを持つ個々の役柄については公募され、108人応募者の中からオーディションにより18人(ダブルキャスト)が選ばれました。
約250人の子どもたちが出演・演奏する夢いっぱいのドラマチック・ダンスです。
[あらすじ]
ヒロインの少女は明日から海外へ行けるというので大はしゃぎ。ところが、突然父の会社の都合でいけなくなったと母親に言われてがっくり。怒った彼女は自分の部屋の物を片っ端から投げつける。時計が落ちて針が狂い、”魔法”の時間に入っていく・・・。
様々な”物たち”が動き出す。ぬいぐるみ、時計の精、人形、壊れたティーポットとカップ、教科書からは”数字たち”、そして小鳥や猫。ついには昨夜見た夢の世界や本の中からは赤毛のアンが飛び出す。猫に誘われて表に出ると、そこは見たことのない森だった。
そこで少女を待ち受けるのは何か?ハラハラドキドキ、少し怖い夢の世界が少女の前に展開する・・・。
[出演団体]
ジャスタ・トヤマ・ジュニア・オーケストラ
桐朋学園大学院大学、桐朋オーケストラ・アカデミー
可西舞踊研究所、田中秀子バレエ研究所、高木幸子バレエ研究所、
和田朝子舞踊研究所、中川立子モダンバレエ研究所、谷井よう子舞踊研究所、
大川都バレエ研究所、松岡秀子ジャズバレエ研究所
「カルミナ・ブラーナ」
振 付 ・ 演 出 イバンカ・クビツォバー
振付・演出補佐 可西晴香
美 術 久郷秀男 照 明 大澤 薫
衣 装 伊藤ミカ 舞台監督 桶谷玉希
制作スタッフ 利田みさき
[解説]
「カルミナ・ブラーナ」は、”とやま舞台芸術祭利賀2001”で上演され、好評を博したことを受けて県民劇場での再演が決定しました。この作品は13世紀の終わり頃のメロディのない歌を収集したもので、ドイツの作曲家カール・オルフが16年かけて完成させたステージ3部作「トリオフォン」の第1部です。主題は様々で、愛、憎しみ、悲しみ、心の痛み、人間の罪などを語っています。
今回のステージ作品は、カール・オルフの音楽精神と、中世という時代の雰囲気からインスピレーションを与えられたものです。チェコのフォークダンスのステップなど、様々な表現法で当時の庶民の日常生活を表現し、「短い人生を楽しんで生きよう」というメッセージを伝えています。